先日、会社の上司に花の手配を頼まれました。
上司が私に課してきた内容は、以下の通りです。
②購入の条件:店舗に買いに行くほど業務に余裕がないため、ネットで注文することがマスト。
③花を渡す相手:社員
④花を渡す目的:何かの表彰祝い
⑤予算:5,000円
「”何かの”表彰祝い」と記しているのは、情報を伏せるためではありません。
何の表彰なのか、分からなかったのです。
指示をくれた上司に聞いてみても、詳しいことは把握していない様子でした。
ただ一つ分かっていたことは、「お祝い用の花が必要」ということだけでした。
そこで私は、Amazonでお祝い用のアレンジメントフラワーを注文することにしました。
表彰までは1週間ほどあったため、配送日も指定して準備は万全……のはずでした。
配送日を1週間後に指定したはずなのに、注文当日に発送される花
注文したその日の夕方。
保育園へ、我が子をお迎えに行っている間に、Amazonから何やら通知が届きました。
この時、すぐに確認をしていれば良かったのかもしれませんが、私は娘を抱っこしたり、遊びに付き合っていてスマホを見る余裕はありませんでした。
19時を過ぎて、落ち着いた頃。
先ほどの通知が気になった私は、スマホを手にして画面を見てみました。
すると、そこには「荷物が発送されました」の文字が表示されていました。

荷物(1週間後に渡す生花)が発送されました。
予想外の通知に、本家キムタクの「ちょ、待てよ!!」を超えるほどの、というか、もはや演技ではない本物の叫びが魂の底から出てしまいました。
私は慌てて注文履歴を確認しました。
配送日指定をしたつもりだったのですが、注文前に置き配設定をいじったり、購入手続き中に指定した配送日で受け付けられなくなってしまったのか。あるいは、他にも複数祝い品を購入したからなのか。
最短期日での配送(注文して翌日には届く)となってしまっていたのです。
このお店に直電して、発送を取りやめてもらえないか電話をかけたのですが、営業時間外で繋がりませんでした。
少々パニックになっていた私は、Amazonカスタマーサービスに電話をかけ、神にも縋る思いで、正しい配送日指定にしてもらえないか。店舗に連絡してもらえないかを相談しました。
が、虚しくも、Amazonカスタマーサービスでどうにかできる問題ではないらしく、結局、Amazonから店舗にチャットにてお問い合わせをしてもらうことになりました。
問い合わせ1時間30分後、回答が返ってきました。
・もし配送日を変更したい場合は、配送業者に相談してほしい
・生花の性質上、早めの受け取りをお願いしたい
・生花なので返品や交換はできない
By ネット花屋
最短日で届いた花に想いを馳せる
生花を注文した翌日。
Amazonの通知通り、生花は私の手元に届けられました。
最短で受け取っただけあって、生花は新鮮で、生き生きとしていました。
蕾の状態の花もあり、品質に不満はありません。むしろ、期待以上の商品だったと思います。
問題は、表彰日まで約1週間。それまで、きれいな状態を維持できるのか。
お店によると、到着後すぐに水を与えれば維持できるとのことだったので、会社の涼しい場所に起き、水やりをしながら管理する作戦を立てました。
とはいえ、生花です。
毎日花に水をやるたびに
「まだ綺麗な姿でいてくれるだろうか。頼むから萎れないでくれよ」と、全盛期を過ぎたアイドルの美貌にすがりつく、傲慢で身勝手なファンのようでした。
ですが、私の思いとは裏腹に、日を重ねるごとに、蕾だった花は開花し、既に咲いていた花たちは、新鮮さのピークを超えてしまったように見えました。
老いていく花を見た上司は、耐えられなかったのでしょう。
「当日まで綺麗な状態が保たれるか分からないから、元気なうちに渡そう」
という判断に至りました。
生花が発送されてから5日後。
表彰日の2日前に花を贈呈し、記念撮影も済ませました。
私はその場にいなかったのですが、後から聞いたところ、受賞者の方には喜んでもらえたそうです。
結果として、お祝いは成功に終えたのですが、予定していた当日ではなく前倒しになってしまったことを考えると、申し訳ない気持ちになった出来事でした。
今思えばプリザーブドフラワーも選択肢として挙げればよかった
今回の失敗で思ったことは
「急な花の手配で、ネット注文するのであれば、プリザーブドフラワーもありだったな」ということです。
当時は配送日指定が可能だったので、生花を選びました。
もし配送日の調整が難しい状況だったら、最初からプリザーブドフラワーも検討していたと思います。
プリザーブドフラワーなら、以下メリットがあります。
・水やり、手入れが不要
・保管が簡単で即日飾ることが可能
・配送日を気にしなくていい
実際、私の結婚式の時に両親へプリザーブドフラワーを贈ったことがあります。
感謝の気持ちを込めて、そして、思い出として残るようにと思って選んだものです。
あれから5年以上が経ちますが、今でも実家に飾られています。
生花のような華やかさとは少し違いますが、「その時の思い出がそのまま形として残る」という点では、プリザーブドフラワーならではの良さがあると感じています。
受け取った側にもメリットがあります。
水やりも不要ですし、花瓶を用意する必要もありません。そのまま飾ることができます。
特に遠方から持ち帰る場合や、荷物が多いイベントでは、コンパクトなプリザーブドフラワーのほうが扱いやすいこともあります。
まとめ
今回の件で痛感したのは、花を選ぶときは、見た目や価格だけでなく「管理のしやすさ」も同じくらい大事なのではないかということです。
しかし同時に、生花には生花にしか出すことができない特別な魅力があることも知りました。
生きているからこそ花の香りは強く、毎日の水やりというひと手間が必要になります。
だからこそ、その生花と向き合うたびに、花をもらった特別な日の記憶が鮮やかに蘇る。
そんな、送られた側にとっての特別な幸福感を生み出してくれるのです。
実際、今回届いた花も華やかで、受賞者の方にも喜んでもらえました。
ただ、急な手配や配送トラブルのリスクを考えると、プリザーブドフラワーも十分有力な選択肢だと思います。
もし今後、また急に花の手配を頼まれた時には、生花だけでなく、プリザーブドフラワーも候補として提案することでしょう。


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