愛猫が生後半年を迎え、行動範囲が日々広くなってきています。
冷蔵庫、電子レンジとあらゆる場所に登るようになってきました。
我が家はオープンキッチンなので、料理で火を使うときには必ず別室にいてもらう等、猫と人が安心して快適に暮らせるよう対策をとっています。
が、しかし、、、人の想像を超えた行動をとるのが、猫というもの。
夫婦が会社で業務している間に、悲劇は起こりました。
帰宅すると、卵が腐ったような刺激臭が、部屋中に漂っていました。
トイレ掃除をしようと、猫トイレの砂を掘り起こしても臭いは消えません。
部屋の隅々を捜索した結果、なんと、キッチンシンクに立派なうんちがありました。
あまりにも予想外な出来事だったので笑いながら、
誰しも間違いを犯すことはあるよね〜!
と、寛大に受け入れようとしました。
しかし、努力むなしくも自分の思いとは反して、愛猫は猫専用トイレでせず、キッチンシンクでトイレをするようになってしまいました。
そこで、Twitterや猫飼いの知り合いに助言をいただきつつ、1ヶ月かけて見出した解決策を、失敗例含めてご紹介します。
キッチンシンクでトイレをさせない方法(失敗例)
キッチンシンクでトイレをさせないために行った失敗例をご紹介します。
あくまでも、一例です。
我が愛猫はこれから紹介する方法では、トイレ癖が治らなかったのですが、皆さんが飼われている猫ちゃんであれば治るかもしれません。
トイレ砂を変える
猫の気まぐれな性格から、ある日突然、猫砂が気に入らなくなって、別の場所でトイレをしてしまうことがあるという話を聞きました。
今までは、トイレ砂を誤って食べてしまってもいいようにオカラの猫砂を使用していました。
人的には、トイレの臭いも緩和される上に、水洗式トイレに流すこともできるので気に入っていたのですが、猫の気持ちに寄り添って、猫砂を変えてみました。
しかし、猫砂が別に気に食わなかった訳でもなく、キッチンシンクでのトイレをする愛猫なのでした。
猫砂が原因じゃないということだけ分かったよ!
トイレを増設する
猫用トイレで全く用を足さなくなったかと言われると、そうでもありませんでした。
うんちはキッチンシンクでするようになってしまったのですが、おしっこは猫用トイレでしてくれていました。
その様子を見て、トイレ2台持ちが良いのかもしれないということに気づきました。
今までは、コンテナボックスを使っていました。
猫専用のトイレじゃない時点で、
キッチンシンクでされても仕方ないよね〜
と、思われた方もいるかもしれません。
キッチンシンクでトイレをされて、やっと猫専用トイレを買う気になったズボラ女が私です。
2台目のトイレは、猫にとっても人にとっても、お互いに気持ちよく使えるものにしようと、以下の点に気遣って検討しました。
キッチンシンクはトイレではないことを伝えることが出来た!
と、思ったのも束の間、数日後に、少しの間だけ目を離していた隙に、目の前でキッチンシンクにうんちされてしまいました・・・。
猫専用トイレよりもキッチンシンクの方がトイレとして使いやすいのか〜!!!(泣)
猫専用トイレで用を足したら褒めまくる
こうなったら、猫専用トイレで用を足したら褒めまくるしか、もう手段がありません。
私たち人も、他人から褒められると、次もやろうって気になりますよね。
猫も、褒められれば、嬉しくなって、同じことを繰り返してくれるのではないだろうかという考えに至ったのです。
猫専用トイレで用を足した都度、愛猫に以下のことを行いました。
②おやつをあげる
③おもちゃで遊ぶ
キッチンシンクがお好きなんですね・・・
キッチンシンクでトイレをさせない方法(成功例)
いよいよ、最終手段に出るしかありません。
トイレを変えてもダメなのであれば、キッチンシンクを封鎖するしかありません。
という訳で、早速こんなものを購入しました。
その名も「たためて掛けられる水切り」です。
実際にキッチンシンクに置いてみました。
どうでしょう。
水切りを捲り上げない限り、キッチンシンクに侵入することは出来ません。
置いた直後、愛猫は興味本位から、水切りを捲り上げる仕草を見せつけましたが、キッチンシンクに入ることはありませんでした。
「たためて掛けられる水切り」のおかげで、愛猫とのトイレ問題に休止符を打つことが出来ました。
猫にトイレもされないし
フライパンなども乾かすことができて
さすが、お値段以上、ニトリ♪
まとめ
猫と人が、お互いに心地よく暮らすためには、猫の行動を変えようとしつけたり、人間の思いを押し付けるのではなく、人間が猫の気持ちを素直に受け入れて、世に出回っている道具を使って行動を変えることが必要なのだと思わされました。
家に向かい入れてから3ヶ月が経ち、段々と落ち着いてきました。
が、生後半年の子猫はまだまだやんちゃです。
愛猫の気持ちに寄り添って、これからもお互いが気持ちよく幸せに暮らせるよう向き合いたいと思います。
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