こんにちは!山崎たくわんです。
10月もあと3日で終わりです。
幼少期に「年を重ねると時間の流れが早く感じるのよ」とおばあちゃんによく聞かされました。
当時はその言葉の意味がよく分からず、退屈な1日を少しでも早く感じれるならいいじゃないと思っていましたが、アラサーを目前にしている今、言葉の意味がなんとなく分かりつつあります。
日々の業務、家事に追われ、気づいたらもう寝る時間なんてことはザラにあります。
追われた生活に疲れた私と友人は、少しでもゆとりを持たせたい思いから、山梨県のほったらかし温泉へ行くことにしました。
ほったらかし温泉とは
都心から特急電車で約90分、山梨駅で下車し、そこからタクシーで10分走るとほったらかし温泉に到着します。
朝9時に都心を出発した友人と私。
この日は雨だったので景色が悪かったのですが、天気がいいと温泉に浸かりながら富士山を眺めることもできるのだそうです。
心が綺麗な人は、見えない富士山も見えるね!
ほったらかし温泉は「黄金の湯」とも言われていて、PH10.1の強アルカリ性温泉です。
期待できる効能は以下の通りです。
神経痛・筋肉痛・関節痛・五十肩・運動麻痺・関節のこわばり・うちみ・くじき・慢性消化器病・痔疾・冷え症・病後回復期・疲労回復・健康増進
ほったらかし温泉 ほーむぺーじより引用
アルカリ性のため、皮脂の角質層が軟化しお肌がすべすべになります。
美肌の湯とはまさにこのこと。
友人と二人で日々の疲れを癒し、ゆったりとした時間を過ごすのでした。
そんな素敵な時間を過ごした後に、悲劇は突然起こりました。
ほったらかしにしていたお気に入りの靴が消えた
次の目的地へと向かうべくほったらかし温泉を後に、靴箱に入っていた靴を履こうとしたら
あれ??私のお気に入りの靴がない・・・。
いやいや、まさかそんなことは無いだろうと。
靴のサイズがピッタリだったとしても、他人の靴を履くなんてことはあり得ないだろうと思ったのですが、いくら探しても見つからないのです。
仮に靴のサイズ、メーカー、色が同じだったとしても、似たようなスニーカーが残っているはずだよね。
友人の助言により、似たようなスニーカーが無いかも探したのですが、種類や色が同じでもサイズがひとまわり大きいスニーカーしかありませんでした。
しばらく待っていたら、間違いに気づいて靴が返ってくるだろうと期待も込めて、20分ほど待ちました。
がしかし、一向に私の靴は戻ってくる気配もなく、ただただ時間だけが過ぎてゆくのでした。
朝イチで靴がなくなるなんてショックだけれど、待ってても戻ってこないし、次の行程に進もうか・・・
ほったらかし温泉以外にも山梨県で行きたい場所があったので、受付の方に相談し、便所サンダルをいただくことになりました。
素足での日帰り旅行を覚悟していたけれど、受付のお姉様にサンダルをいただけて、マジ感謝。
サンダルをいただきましたが、その日はアクティブに散策もしたかったので、近くの靴屋へと目指すのでした。
靴屋にたどり着くまでの間、車中では「靴を作ろうと思った人って天才」だとか「靴がない時代は、足の裏が必然的に硬くなって、靴を履かなくても歩けていた」とか、靴の話題で盛り上がり、改めて靴のありがたさを感じるのでした。
全ての靴職人に、ありがとう。
近くのABCマートで新しい靴を購入
ほったらかし温泉でいただいた便所サンダルを履いて運転するのは楽だったのですが、生憎その日の天気は雨。
便所サンダルで歩くと雨水が浸水し、温まった足先が冷えてしまいました。
これではいけないと、近くのABCマーケットに駆け込み新しい靴を探すことに。
便所サンダルで店内を歩くのは初めてのことでした。
モンハンみたいに、弱い装備から強い装備へと変えるようなドキドキとワクワク感があって、今まで味わったことのない楽しい時間でした。
モンハンの世界を擬似的に味わいつつ、新しい靴を購入しました。
できればホワイトグレーのスニーカーが欲しかったのですが、これも何かの縁と思い、新しい靴を履いて山梨県を満喫するのでした。
足が暖かくて気持ち良い〜!
山梨県にはほったらかし温泉以外にも魅力がいっぱい
新しい靴を履いて仕切り直しです。
山梨県の名物といえばほうとう。
冷えた足先を暖めて、甲州ほうとう小作へ。
鉄鍋にたくさんの具材が詰まったほうとうをいただきました。
甘いカボチャがほうとう汁に溶けてより美味しかったです。
量も想像以上に多く、冷えた体を温かくしてくれました。
腹ごしらえをした後は、自然を求め昇仙峡へと向かいました。
目の前には堂々とした岩、滝、森林。
自然の音に癒され疲れ切った体が浄化されました。
移動途中に、野良猫に遭遇。
うちの矢太郎くんよりも甘え上手な猫ちゃんにメロメロでしたが、餌を持っていないことを察した猫ちゃんは、途端に塩対応になり、逃げていきました。
自分の気持ちに正直になれる猫ちゃん、尊い。
靴が無くなるという珍事件が発生しましたが、山梨県を友人二人で大満喫することができました。
靴を盗まれないように次回はシューズケースを使う
温泉に入っている間に、靴が盗まれるなんて、そんなことあるか?!と衝撃を受けたのですが、思い返してみれば私自身も間違えて他人の靴を気づかずに履いてしまったことがありました。
なぜ間違えて履いてしまったのか、自分なりに分析してみました。
・慌てていて靴を履く前に自分の靴なのか確かめなかった
・履いても違和感が無かった
人は誰しも間違いを犯してしまうので、無くしようがありません。
ですが、ミスの数を減らすことはできます。
次回、ほったらかし温泉に行くときは、シューズケースやビニール袋を持って、靴の管理を徹底しようと思います!
おわり
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