こんにちは!山崎たくわんです。
スーパーのお魚コーナーを回っていたところ、見かけない食材が並んでいました。
モウカザメが2切れで200円?!なにこれ、安い!サメって食べれるの?!
一方、隣に並んでいる鮭の切り身は3切れで500円。
安くてお腹いっぱいになりそうなモウカザメを購入しました。
モウカザメは高タンパクで低カロリー
モウカザメは別名ネズミザメとも呼ばれるサメの一種で、体長は3mを超えます。
こんな魚を捕まえる漁師さんが勇ましい
モウカザメのカロリーは100gにつき127kcal。
牛肉100gのカロリーは498kcal、豚肉100gのカロリーは271kcalなので、モウカザメは畜肉と比べて低カロリーだということがわかります。
続いて、モウカザメ100gに含まれる主な栄養素は以下の通りです。
脂質 2.5g
DHA(ドコサヘキサエン酸)1273mg
鉄分 5.1mg
ビタミンB6 0.74mg
ビタミンB12 6.7μg
また、青魚に多く含まれるDHA(ドコサヘキサエン酸)という不飽和脂肪酸が含まれているのも特徴です。
DHAには体内の免疫反応の調整をしたり、脂肪燃焼の促進、血小板の凝集の働きがあり、アレルギー疾患・高血圧・動脈硬化などの予防と改善にも効果が期待できます。
他にも、脳の情報伝達をスムーズにする働きがあるので、記憶力や言語能力などの認知能力に好影響をもたらすと言われています。
DHAのような不飽和脂肪酸は、体内で合成することができないため、食事を通じて摂取することが必要です。
量の割に安くて、DHAも取れて、なんて良心的なお魚なの!モウカザメに感謝!
いざ調理開始。カボチャが襲った悲劇。
モウカザメの栄養価を知ったところで、いざ調理開始です。
献立は、次の通りです。
・スープカレー
・大根サラダ
泣くほど料理嫌いだった私でも、1年も続けて料理をすれば、献立を考えるのも苦ではありません。
むしろ、安くて、栄養豊富のモウカザメをどのようにして美味しく調理しようか考えるのが楽しいです。
普段お目にかかることがない珍しいモウカザメを美味しく食べたい。調理で失敗したくない。
そんな思いから、メインディッシュはモウカザメの竜田揚げに決まりました。
作り方はとても簡単で、モウカザメを一口大に切り、ジップロックに醤油、酒、すりおろし生姜、すりおろしニンニクを入れ、もみ混ぜたら20分くらい放置します。
その間に、サブのスープカレーと大根のサラダを作ります。
スープカレーも簡単で、カボチャとナス、鶏肉を切って焼いた後に水、コンソメ、カレー粉、ケチャップ、ウスターソースを足してぐつぐつと煮るだけです。
ところが、ここで悲劇が起きました。
カボチャを切ろうとしたところ、カボチャが固く、包丁が抜けなくなてしまいました。
どうにかして引き抜かないと、料理ができないという焦りから、左手で強く抑えて力を入れたり抜いたりしていたところ、手が滑って指先を切ってしまいました。
特に中指は爪の根元を切ってしまい、しばらく血が止まらなかったので、絆創膏を二重巻きにして応急処置を済ませました。
料理では、絶対に横着をしてはいけないということを学びました。
カボチャを切る前には、必ず電子レンジで温めて柔らかくしてから切ります・・・!
大根サラダは大根、きゅうりをスライサーで薄く切ってから千切りし、盛り合わせました。
副菜が完成したら、放置していたサメに片栗粉をまぶして、油で揚げました。
うし!完成じゃ!
モウカザメよ、いただきます。
仕切り付きワンプレートに盛り合わせたら完成です。
ほお〜、我ながら美味しそう♪
モウカザメの竜田揚げを一口、いただきました。
食感は、外はカリっ、内側はふっくらとしていて悪くありませんでした。
味は醤油の香ばしい味がしつつ、サメ独特の臭みが少し残っていました。
臭みを誤魔化すために、レモン汁をかけて食べてみたところ、臭みが少し緩和されました。
う〜ん、下処理をしっかりするべきだったのか・・・?
食感は言うことなしでしたが、味は、鶏肉を少し臭くしたような味でした。
サメ独特の風味なのかもしれませんが、これを苦手とする人は一定数いると思います。
一般的な下処理は、モウカザメを水洗いし、ペーパータオルで水気を拭き取って塩や酒をふります。
5分ほど置いて、出てきた水気を拭きとると良いそうです。
料理では横着せず、手間をかけて作ることで美味しいご飯ができるのだと思い知らされました。
次回、またモウカザメを購入することができたら再チャレンジしてみたいと思います。
DHAを多くとって、頭を良くするぞ!!
副菜のスープカレーは、手を負傷しただけあって、美味しく出来上がりました。
大根サラダもスライサーで薄く、細かく切ったおかげで、胡麻ドレッシングとよく絡み、美味しくシャキシャキっといただきました。
料理嫌いな私でも、少しずつ上達していることが分かると不思議と楽しく感じてきます。
引き続き、ご飯が炊ける30分の間で、メインディッシュ、副菜を作りきるというタイムアタックに挑戦し、美味しいご飯を作れたらと思います。
おわり
コメント
こんにちは。 刃物(カッターナイフ・包丁)使うときは切創手袋を使用しましょう。