1日8時間も働くのって長くないですか?
なぜ、テクノロジーは発展して生産性は過去と比べて確実に向上しているはずなのに、働く時間は減らないのでしょう。
1947年に労働基準法が施行されてから約75年経った今も、多くの企業が8時間労働です。
働きすぎないように1日8時間という基準を設けたのに、「1日8時間は最低でも働かないとね」と勘違いされている気がします。
また、働いた時間分成果が出るかと言われると、そうでもないと思います。
そこに追い討ちをかけるように残業が入ると、心が荒んでしまうのは私だけでしょうか。
残業すると、
「稼ぎ時だね〜!」とか「働き者だね〜!」とか、
称賛してくる人がいるのですが、
時間はお金に変えられない価値があると思います。
残業に突入すると途端にモチベーションが下がる私ですが、一刻も早く帰るために、とある方法で生産性を爆上げし、長くても1時間で切り上げるようにしています。
その方法とは、
呪術廻戦に出てくる七海建人というキャラクターが言い放つ台詞を真似して呟くのです。
「ここからは時間外労働です」と。
呪術廻戦とは
呪術廻戦とは、芥見下々が描く漫画で週刊少年ジャンプ(集英社)にて連載されています。
人間の負の感情から生まれる化け物を、呪術を使って祓う呪術師の闘いを描いた漫画です。
2020年10月からはアニメ化され、2021年12月24日のクリスマスイブから
「呪術廻戦0東京都立呪術高等専門学校」を原作としたMAPPA製作「劇場版 呪術廻戦0」が公開されています。
私は漫画ではなく、アニメを観ています。
アニメは映像がとにかく綺麗で、キャラクターの動きもヌルヌルと動く上に、かっこいいBGMと合わせた演出がとにかくカッコ良くてハマっています。
呪術がよく分からなくても、アニメーションを観ているだけで楽しめます。
学生時代はNARUTOをずっと観ていましたが、しばらくテレビを観ないうちにアニメーション技術も進化していて、観るたびに鳥肌が立ちます。
ダークファンタジーなので、ちょっとグロいシーンもありますが、先の展開が気になるくらい面白いので、おすすめしたい漫画・アニメです。
脱サラ呪術師 七海健人とは
本題に入ります。
七海健人とは、「呪術高等専門学校」という呪術を使って化け物を退治する学校を卒業した1級呪術師です。
この人、見た目から分かるようにただの呪術師ではありません。
脱サラした呪術師なのです。
なぜ初めから呪術師としての道を歩まなかったのでしょうか。
私が高専で学び気づいたことは、呪術師はクソということです。
元々は、呪術高等専門学校の生徒(呪術師)として化け物を退治していました。
しかし、他人のために命を投げ出す覚悟を、仲間に強要しなければならない場合もある呪術師はクソだと判断し、学校卒業後は呪術師を離れ、金融系の会社へ入社し、サラリーマンの道を歩むことになりました。
専門学校を卒業して金融業界に入社することって、至難の業だと思うのですが、それをやってのけてしまうあたり、社会人としてもただ者ではないやり手だということが分かります。
脱呪術師の七海健人は40歳までに金を手に入れ、FIREすることを目指しました。
しかしながら、金融会社で働き続けてから4年間。
そして一般企業で働き気づいたことは、労働はクソということです。
寝ても醒めても金のことばかり考えて生きることに、虚しさと疲れを感じ、「労働もクソ」であると判断しました。
そんな中、馴染みのパン屋店員に憑いた化け物を祓い、「ありがとう」と感謝の言葉をもらったことをきっかけに、サラリーマンでは得られなかった生き甲斐を感じ、呪術師に戻りました。
同じクソならより適性のある方を、出戻った理由なんてそんなものです。
やはりただの呪術師ではありません。
七海健人に学ぶ 生産性爆上げ方法
七海健人は、1日あたり8時間という活動時間の縛りをつけ、自ら呪力を制限しています。
8時間を超えた途端、時間外労働として呪力が増します。
つまり、これを仕事に置き換えると
1日8時間という所定労働時間内では、80〜90%の力で活動し、時間外に突入した暁には、110〜120%までに力を向上させるのです。
もちろん、縛りを無視して初めから100%の呪力で戦うこともできるのですが、その場合は、8時間を超えても力の上昇幅は数%になってしまいます。
体力を温存して、所定労働時間内で業務を終わらすことができれば、それ以上の労力は必要ありませんよね。
8時間という長時間を80%の力で働くことができれば、退勤後も元気に副業することが可能です。
それどころか、時間外労働として、パフォーマンスが120%まで発揮される可能性だってあるのです。
七海健人は以下の方法で、呪力を爆上げしています。
②8時間を超えたときに、ネクタイを緩めて呪力を解放する。
③「はぁ…残念ですが、ここからは時間外労働です。」とつぶやく。
簡単なステップを踏むことで呪力を向上することができます。
初めてこのシーンを見たときは、あまりにもかっこ良すぎる時間外労働に憧れて、残業する日が待ち遠しくなってしまいました。
もちろん、私は呪術師ではないため、呪力は皆無です。
しかし、この業務の仕方は見習いたいものです。
労働時間8時間が変わらないのであれば、働き方を変えてみる。
サラリーマンという安定した収入を得て、ライフワークバランスを保ちたいのであれば、就業時間8時間内の労力を調整してみる。
労働こそが人生の目的である場合には馴染めない方法かもしれませんが、労働がクソだと思っている人にはうってつけの方法でしょう。
実際にやってみた
待ちに待った時間外労働の機会が得られたので、実際にやってみることにしました。
体力を温存しながら8時間業務に取り組み、
定時時間を超えたところで、生産性爆上げ方法をやってみました。
ネクタイはしていないので、代わりにシャツの袖ボタンを外して腕まくりし、七海健人の決め台詞をトイレの中でつぶやいてみました。
ちょっと、中2病感が出て何をやってるのだと羞恥心を覚えてしまい、生産性向上に失敗してしまいました。
しかし、諦めません。
トイレから出て、仕切り直します。
次は鏡に向かって、羞恥心を捨てて呟いてみました。
なんということでしょう。
残業を今すぐにでも終わらせたいという気持ちに包まれました。
そして、頭をフル回転させ、無事に残業退治することができました。
人目を避けてこれだけの効果が出るのですから、きっと人前でやれば、更なる効果が期待できるでしょう。
まとめ
呪術廻戦を見たことがない人は、何言ってるんだこいつと思われたかもしれませんが、とにかく一度、観てください。
当記事では呪術廻戦のほんの一部しか紹介していないということが分かります。
そして、想像以上に面白いことが分かります。
残業に悩まされている方、労働はクソだと思っている方はぜひ、呪術廻戦を見て、生産性爆上げ方法を実践してみてください!
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