こんにちは、山崎たくわんです。
先日、2歳の娘を連れて、初めて横浜スタジアム(ハマスタ)へ野球観戦に行ってきました。
「DeNA vs ヤクルト」の試合で、私はDeNAを応援していました。
ベイスターズファンの方ならご存知かもしれませんが……この日のDeNAは見事なまでに打てず、一回表の段階で0-6。
応援していた身としては、非常に残念な試合展開でした。
しかし、試合とは関係のない点において深く印象に残る一日になりました。
初めて球場に足を踏み入れた2歳の娘が、私の予想をいい意味で裏切る、まったく違う楽しみ方をしていたからです。
・途中で飽きて泣き出したりしない?
・ずっと親が子どもを抱っこして野球観戦するのって、キツくない?
そんな不安を抱えるパパママに向けて、我が家の「子連れハマスタ初観戦レポート」をお届けします!
念願のファミリー野球観戦!当日はまさかの「ポケモンコラボ」の日
私たち夫婦(特に夫)はもともと野球観戦が大好きで、結婚してからはテレビでの応援はもちろん、月に一度は球場へ足を運ぶほど現地観戦を楽しんでいました。
しかし、子どもが生まれてからはさすがに足が遠のく日々……。
そんな中、娘も2歳になり、少しずつ意思疎通ができるようになってきました。
「そろそろ、家族みんなで野球観戦に行ってみる?」
そんな会話をしていたタイミングで、ありがたいことにチケットを譲っていただく機会に恵まれ、今回のハマスタ観戦が実現しました。
しかも、運が良いことにこの日は偶然にも「ポケモンコラボ」の特別イベント日!
球場内にはおなじみのポケモンの楽曲が鳴り響き、大型ビジョンにも可愛いポケモンたちが次々と登場するなど、普段の野球場とは一味違うお祭りムードが漂っていました。
これには、親の私たちだけでなく、娘のテンションも一気に上がりました。
球場に着いた時点で試合は大荒れ。でも娘はピカチュウに夢中!
今回の観戦は、夫の友人夫婦とそのお子さんも一緒でした。
お子さんは娘と半年違いくらいの年齢です。
最初はお互い少し距離を取っていましたが、子どもの順応力というべきか言葉のいらないコミュニケーション力というべきか、子どもならではの懇親力は見習いたいものです。
気づけば一緒に遊び始め、最後には手をつないで歩くほど仲良くなっていました。
大人が初対面でそこまで仲良くなるのは難しいのに、子どものコミュニケーション能力には毎回驚かされます。
さて、球場に着いた私たちですが、すでに試合は始まっていました。
遠くから見えるスコアボードには、早くも「ヤクルト3点先制」の文字が。
「3点も入ってるなら、もう3回くらいかな?」
そう思いながらイニングを確認すると……まさかの1回表ででした。
大人たちが「うそでしょ……」と絶望的な顔をしている横で、娘は初めて見る球場に興味津々!当然、試合展開などお構いなしです。
ベイスターズファンの重苦しい空気に包まれる中、娘はというと、ポケモンコラボTシャツを着ている人を見つけては、
「あ!ピカチュウだー!」
と、嬉しそうに指を差して大はしゃぎしていました。
2歳児は野球を見ていない。でも何かは見ている
観戦前は、正直少し心配していました。
・ルールも分からないし、全然動きもない試合に途中で飽きてぐずらないだろうか?
しかし、実際にスタジアムに入ってみると、そんな心配は完全に杞憂に終わりました。ほとんど問題ありませんでした。
もちろん、試合そのものを熱心に見ていたわけではありません。
娘が熱い視線を送っていたのは、「球場全体というお祭り空間」でした。
・ノリの良い応援歌が流れれば全力で手拍子!
・周りのお客さんの服に描かれたポケモンを見つけては大興奮!
点差は開く一方で気づけばスコアは6-0になり、スタンドで見ていた大人たちは残念すぎる試合の展開にすっかり落ち込んでいました。
しかし、2歳の娘たちにとって、大人の絶望など知る由もありません。
途中からは、お友達と追いかけっこをしたり、ガチャガチャで手に入れたDeNAのキーホルダーを椅子の上でコロコロ転がしたり。
応援歌の熱気に応えるように、一緒になって椅子をリズミカルに叩いて、お友達と楽しそうに笑い合ったり……。
どん底の試合展開にやさぐれる大人と、その横でスタジアムの熱狂を120%満喫する子どもたち。
この見事なまでのコントラストに、親としては切なさ半分、微笑ましさ半分といった気持ちで見守っていました。
そして何より驚いたのは、最後まで一度もぐずらなかったことです。
大人でも少し疲れるような試合展開と混雑の中、数時間という長い時間を終始ご機嫌で過ごしてくれました。
子連れで行くなら知っておきたい、ハマスタ観戦の注意点
一方で、実際に連れて行ってみて「ここは大変だった」と感じるポイントもありました。
スタジアム内での「移動」と「おむつ替え」です。
想像以上の混雑!一度席を立つと戻るのが大変
満員の横浜スタジアムは、とにかく人で溢れ返っています。
通路やコンコースは常に大混雑しているため、一度席を立つと元の場所に戻るだけでも一苦労でした。
トイレに行ったり、少し軽食を買いに行ったりするだけでも20分以上時間がかかりました。
普通であれば「イニングの合間」が混雑のピークになるはずですが、この日は少し事情が違いました。
何せ1回以降、ベイスターズの攻撃に全くと言っていいほど「大きな動き」がなかったからです。
「試合が動かないから、今のうちにトイレへ行っておこう」
そう考えた大人たちが常に一定数いたからでしょうか。
イニングの合間でなくとも、コンコースではすれ違う人を少し避けながら歩くような混雑ぶりでした。
子連れで移動する場合は、イニング間という定番のピークを避けるだけでなく、自チームの攻撃中など「ここなら大丈夫だろう」というタイミングすら裏切られる可能性がある、と心づもりをしておいた方が賢明かもしれません。
おむつ替え事情と、事前に知っておきたかった場所
おむつ替えに関しては、一般の女子トイレにも交換台が設置されているため、基本的には困りません。
ただ、「寝かせておむつを替えるのを嫌がる時期」のお子さんの場合は、個室の狭さもあって少し苦労するかもしれません。
実は後から知ったのですが、スタジアム2階にある「総合サービスセンター」には、より設備が整ったベビーケアルーム(授乳室やおむつ替えスペース)が用意されているそうです。
これから行かれる方は、いざという時のために、入場後すぐに場所を確認しておくことを強くおすすめします。
負け試合と花火の大号泣。それでも、娘の心に残っていたものとは?
試合は結局、6-0でヤクルトの快勝(DeNAの完敗)でした。
正直なところ、試合の途中から私は「あ、今日はもう負けだな」と諦めモードでした。
一方で娘は当然、試合の勝ち負けなど気にしていません。
それよりも、お友達と遊ぶことの方がよっぽど大事だったようです。
しかし、試合終了後に予想外の展開が待っていました。
この日の目玉でもある、ポケモンとの特別演出。
初代ポケモンのゲームを思わせる懐かしい音楽とともに、夜空にドカンと大きな花火が打ち上がった瞬間、娘は何が起きたのか分からない様子で固まってしまいました。
しばらくして、娘が叫んだのはまさかの一言。
「へび、こわいーーー!!!」
大音量とともに夜空へ這い上がる火花が、どうやら巨大な「蛇」のように見えたようです。
そこからは夫の肩に顔をギュッと押し付けて大泣きでした。

花火が蛇に見えて怖がる娘
演出が終わっても頑なに顔を上げることはなく、そのまま逃げるように球場を後にすることになりました。
ハマスタから外に出ると、娘はようやく我に返って顔を上げてくれました。
ふと夫の肩を見ると、娘の涙やら鼻水やらで「楽しかった(?)証拠」としての立派な跡が残されていました。
そんなドタバタな野球デビューでしたが、本当のサプライズは帰宅後に待っていました。
家に着き、リビングでボールを投げながら遊んでいた娘が、ふと呟いたのです。
「ボール、お空に飛んでったねえ」
正直、驚きました。
試合中はほとんど野球に反応を示さなかったはずですし、最後はイベントの花火に怯えて泣いていたはずです。
それでも、娘の記憶には、夜空に向かって高く上がったフライボールの軌道が、鮮烈に焼き付いていたようでした。
味を占めたのか、その後はボールだけでは飽き足らず、家中のおもちゃまで次々と投げ始める始末。
親としては「それは勘弁してくれ」と思いつつも、それだけスタジアムでの体験が強く心に残った証拠なのだと思うと、なんだか愛おしくなりました。
大人の私は、DeNAが手も足も出ずに負けたことばかりを覚えています。
でも娘は、空に飛んでいく白いボールや、大好きなピカチュウ、お友達と全力で遊んだ楽しい時間をちゃんと覚えていたようです。
2歳児は、野球のルールなんて1ミリも理解していないと思います。
それでも、野球観戦という空間は、子どもの五感を刺激して十分に楽しませてくれるようです。
少なくとも、我が家の球場デビューは大成功でした。
次はもう少し、DeNAが勝ちそうな日を狙って、また家族でハマスタへ行きたいと思います。



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