「早く寝ればいいのに」
育児をする前の私なら、そう思っていました。
でも今は分かります。
育児中のママが夜更かしをやめられないのには、ちゃんと理由があるのだと、母親になってから理解しました。
育児中のママに「自分の時間」はあるのか
結論から言うと、意識して作らない限り、ほぼ存在しません。
仕事中は仕事のことを考え続けます。
次は何をするか。 締切は大丈夫か。 ミスをしていないか。
仕事が終わると、家事に加えて育児が始まります。
保育園に娘を迎えに行って、食材を購入し、夕飯作りの片手間に娘の面倒も見る。
2歳児の娘は、ゆっくり料理を作らせてくれるというわけにはいかず、一緒に包丁を持とうとしたり、味見をしたいとぐずったり、 癇癪がひどかったり。
他にも、トイレに一緒に入ってきたり、オムツを履きたくないと主張したり、なかなか寝てくれなかったり。
起きてから娘が寝るまで、「誰かのために過ごす時間」で終わっていきます。
気づいたら22時。
体のことを考えたらすぐ寝るべきなのに、なぜかそういう日ほど夜更かしをしたくなります。
子どもが寝た後の静けさは別格
子どもが寝た後のリビングは、空気が変わるんですよね。
誰にも呼ばれない。 急に泣かれることもない。 トイレすらゆっくり入れる。
その瞬間、「やっと今日が終わった……」と全身の力が抜けます。
母親でもなく、 社員でもなく、 ただの人間に戻れる時間が訪れるのです。
好きなドラマを観たり、 お菓子をつまんだり、 ぼーっとしたり。
「何も背負わなくていい時間」が、深夜にだけ存在しています。
夜更かしの代償は、翌朝にやってくる
もちろんデメリットもあります。
翌朝はアラームをセットしているはずなのに、最近は無意識にアラームを消して二度寝してしまっています。
娘に起こされて、渋々、起き上がります。
お菓子の食べすぎで顔がむくむこともあります。
でも子どものお世話や家事、仕事を休むことはできません。
朝ごはん。 着替え。 保育園の準備。 仕事。
夜更かしなんてなかったかのように、一日は始まります。
軽度の夜更かしならむしろ翌朝ハイになって動けることもありますが、それを積み重ねると体は確実に壊れます。
疲れが抜けなかったり、 風邪を引いたり、 人の話が頭に入らなくなったり。
「あ、これはまずいな」と思う瞬間が来ます。
それでも夜更かしをやめられない、本当の理由
健康のために早く寝るべき——それは分かっています。
でも、育児中のママが夜更かしをやめられないのは、単なる意志の弱さではないと思うんです。
「自分の時間」は、意識して確保しないと生まれない。
夜更かしは、削られ続けた一日の終わりに「自分を取り戻す行為」なのだと思います。
睡眠を削ってでも欲しくなるくらいに、その時間は大切です。
必要な時間です。
育児中のママが夜更かしをするのは、唯一“何者でもない自分“に戻れる瞬間だからなのだと思っています。
世の保護者の方々。本当におつかれ様です。
たまには夜更かしして、自分を大切にしていきましょう!
おわり!





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