こんにちは!山崎たくわんです。
趣味程度で音楽をやっている皆さん。
趣味の延長線上で、お金を稼ぐことが出来たらいいなと思ったことはありませんか?
この記事は以下のような人におすすめです!
- 音楽が好きで譜面を書くことが出来ても収益化する方法が分からない人
- 楽譜を販売するにしても著作権に触れてしまうのではと心配している人
- 音楽の経験を活かして副業をしたい人
そんな悩みを解決するために、音楽の趣味を活かした
継続的に利益を発生することができるストック型のビジネスをご紹介します。
実践すれば、徐々に稼ぐことが出来ます。
実際にPiascoreという楽譜販売サイトで2021年7月〜2022年9月にかけて17曲販売してみたところ、1年2ヶ月で売上12,000円を突破しました。
好きな音楽を聴きながら楽譜に起こし販売することで、稼ぐことが出来たのです。
一度作ってしまえば販売するだけなので、
納期に縛られることなく自分がやりたい時に、好きな曲を採譜して販売することが出来ます。
記事の前半では「楽譜販売をする前の準備」を。
中盤では「私が実際に使用している楽譜作成ソフト」について。
後半では「楽譜の販売方法」について解説します。
楽譜販売をする前の準備
楽譜を販売、作成する前に以下の準備が必要です。
・販売しても良い曲なのかを確認する。
Piascoreとは
そもそもPiascoreとは、楽譜データ(PDF)を販売するサイトのことです。
販売登録をし、楽譜データや作品コード等をサイトに申請し、piascoreからの販売承諾が得られればwebやアプリ上で販売することが出来ます。
・著作権の切れたクラシック音楽や自分で作ったオリジナルソング
webでの購入:80%
アプリでの購入:60%
・著作権管理音楽(JASRACやNexTone)※著作権料Piascoreで支払
webでの購入:70%(外国曲の場合は60%)
アプリでの購入:50%(外国曲の場合は40%)
Piascoreの概要が分かったところで
早速、販売するために販売アカウントを作成してみよう!
Piascoreの販売アカウントを作成する
「Piascore」にアクセスし、販売用のアカウントを作成しましょう!
画面をスクロールすると「販売アカウントを作成する」が表示されるのでクリックします。
ログイン時に使う「メールアドレス」と「パスワード」を登録し、
「利用規約」「プライバシーポリシー」にチェックをつけて「次へ」をクリックします。
「担当者名」と「ストア名」を登録し「次へ」をクリックします。
「ストア名」はお客さんが購入するときに、「販売者」として表示されるので恥ずかしくない名前にしましょう。
パソコンさえあれば楽譜販売者になれるなんて
便利な世の中になったもんだよね〜
販売してもいい曲なのかを確認する
Piascore楽譜販売ストアでは、以下の楽譜を販売することが出来ます。
・オリジナル楽曲など自分で著作権を管理している楽曲
・権利者の出版、編曲の許諾を取得した楽曲
他にもPiascoreはJASRACやNext Toneと管理楽曲利用許諾契約を締結しているので、JASRAC、Next Toneで管理されている曲であれば、個別に各著作権件管理団体と契約を結ぶことなく、楽譜を販売することができます。
JASRAC、Next Toneで管理されていない楽曲は
自分で各権利者に問い合わせる必要があり、
販売に至るまでのハードルが高いよ!
楽譜の作成をする
楽譜を販売するためには、楽譜を作成する必要があります。
私は無料ソフト「MuseScore」を使用して楽譜を作成しています。
Windows、Mac、Linux等で使うことができます。
ピアノ等の鍵盤楽器やエレキギターやウクレレ等の撥弦楽器といった、幅広い楽器の楽譜を作成することができ、タブ譜にも対応しています。
楽譜をPDFで出力する以外に、自動再生によって音源を作成することも可能です。
無料のソフトで使用制限も広告もなくて良心的すぎる!
Muse Scoreの初版は「2002年9月2日」で20年以上の歴史があるソフトです。
世界中の人が使っているということもあり、操作について分からないことがあったとしても、調べれば9割解決できます。
文書だけでなく解説動画もアップされてるから
直感的に理解することができる優れたソフトだよ!
以下の手順に沿って楽譜を作ることが出来ます。
Muse Scoreのインストールをする
「MuseScore」にアクセスして「無料ダウンロード」をクリックします。
Muse Score3を選択します。
これでインストール完了です。
Muse Scoreで楽譜を作る
インストールが出来たら、早速楽譜を作ります。
アプリを開くと下のような画面が表示されるので、「新しいスコアの作成」をクリックして作譜の準備をしていきます。
「タイトル」と「作曲者」にそれぞれ記載します。
このとき、作曲者欄には「作曲:」を記入するのがオススメです。
そして、これは好みかもしれませんが、作詞者欄の記載は省きます。
なぜなら、ここに作詞者を記入すると、譜面の左側に作詞者が、右側に作曲者が表示されて見栄えが悪くなるからです。
譜面の基本設定を終えたら、作詞者を記載します。
「続き」をクリックし、作譜する楽器の選択をします。
仮にピアノの譜面を作る時の手順を見てみましょう。
テンプレートファイルの選択画面「楽器を選択してください」をクリックします。
該当する楽器を選択し、「スコアに追加」をクリックします。
右画面に楽器名が反映されていれば成功です。
楽器の選択が出来たら「続き」をクリックしましょう。
調号や拍子、小節の数、テンポの詳細を設定し「終了」をクリックします。
基本設定を終えると、下のような画面が表示されます。
作詞情報が記載されていないので、作曲者部分をダブルクリックし、作詞情報を追加しましょう。
ちなみに、改行は「シフト」キーを押しながら「エンター」を押せばできます。
音符を入力するには画面左にある「N」を選択し、音符を選択して五線譜に記載します。
こんな感じで作譜をすることができます。
楽譜作成時に気をつけたいレイアウト
楽譜を販売するにあたり、レイアウトにいくつか注意が必要です。
・著作者「作曲者」「作詞者」「編曲者」を書く
・ページ下部に適度な余白をとる
実際に作譜して販売登録した楽譜が下の画像です。
ページ下部の余白はMuse Scoreであれば
特別な操作を必要とせず、自動的に余白を作ってくれます。
Muse Scoreで作成した楽譜をPDF形式のファイルに書き出す
Piascoreで販売するにはPDF形式のファイルが必要!
ということで、楽譜を完成させたらPDF形式のファイルに書き出しましょう。
「ファイル」タブから「エクスポート」を選択します。
PDF形式を選択し、「保存」を押して完了します。
ここまで来れば、
あとは販売登録をするだけ!
楽譜の販売方法
以下の手順に沿って、Piascoreストアで楽譜販売しましょう。
まずは、「Piascore販売」にアクセスしてログインします。
ログインが出来たら「ダッシュボード」に表示されている「楽譜を登録する」をクリックします。
楽曲の著作権管理先によって登録の仕方が異なります。
JASRACやNext Toneによって著作権管理されている楽曲を
例に挙げて紹介します。
JASRACやNext Toneによって著作権管理されている楽曲を販売する
以下情報を入力して登録します。
・販売対象国 ※日本を選択します
・著作権管理の有無 ※チェックをつけます
・販売登録できることを確認しましたか? ※「はい」を選択
・著作権管理団体名 ※JASRACもしくはNext Toneを選択
・作品コード ※作品コードを記載
・ITV区分
・原詞訳区分
登録できたら楽曲情報の編集をします
楽曲情報は以下の情報を入力します。
・曲名(ヨミ) ※必須
・楽曲や楽譜の説明
・youtube URL
・タグ
・楽器の種類
・難易度
・作成した楽譜のファイル(PDF)
・作曲者、作詞者などの情報
・ジャンル
経験上、遅くても翌日には
Piascoreから販売開始の通知が届くよ!
行動すればじわじわと稼げるかもしれない
以上、楽譜販売でじわじわと稼ぐ方法についてお伝えしました。
作成する楽曲や楽譜の難易度によって売れる売れないが分かれる可能性は大いにありますが、まずは取っ掛かりとして、自分の好きな曲を書いて販売してみてはいかがでしょうか。
楽譜を作成して一度販売登録をすれば、それ以降何もする必要はありません。
ぜひ実践してみてください!
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