【現役執行委員が解説】労働組合って何をやっているの?

労働組合

 

こんにちは、山崎たくわんです。

 

入社3年目で労働組合の執行委員になってから、今年で4年目を迎えようとしています。

 

みなさんは、労働組合の執行部がどんなことをしているのか知っていますか?

 

山崎たくわん
山崎たくわん

執行委員の活動は就業時間外に行われていると言うこともあって何をしているかいまいち分からないと言うイメージが私にもありました。

 

 

毎月組合費として給料から引かれているお金を基に、執行委員がどんな活動をしているのか、現役の執行委員が説明します。

労働組合 執行委員が取り組んでいる活動

執行委員が取り組む主な活動は以下の通りです。

・ボーナス(一時金)、賃金の交渉
・職場環境改善のための労使協議
・定期大会
・レクリエーションの企画と実施
・渉外活動
このうち組合員と接点が深い活動は「定期大会」と「レクリエーション」です。
山崎たくわん
山崎たくわん

一時金交渉や労使協議のために、組合員から意見集約をすることもあるけれど、他の活動と比べると頻度としては少ないかも。だから執行委員が何をしているのか分かりづらいよね。

何をしているのか、さらに詳しく紹介します。

ボーナス(一時金)と賃金の交渉

執行委員は会社の労務管理を担っている役員、管理職と、年に1度または夏と冬のボーナスの交渉をします。

賞与、一時金とも言います。

会社の業績を表した財務諸表を基に、交渉をします。

 

山崎たくわん
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お金だけでなく、組合員の普段の頑張りようもアピールして交渉をします。

 

 

日本は先進国の中でも賃金が安いことで有名です。

 

業績が良ければ、賃上げも含めて交渉をすることがありますが、コロナ禍で売上が落ちてしまった企業は賃上げはせず、一時金の確保で精一杯な労働組合が多いと思います。

 

山崎たくわん
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交渉相手によっては数字でしか物事を判断しない人もいるので、対等に協議できるようには簿記の知識は必須です。

 

 

職場環境改善のための労使協議

一時金交渉と同時並行で、職場環境改善のための労使協議を行うこともあります。

例えば、

・副業禁止の撤廃
・時差出勤の導入
・手当金の導入
・資格取得 祝い金の導入

など・・・。幅広く会社に対して要求をします。

このような要求内容は執行委員が組合員の意見を集約し、要求案を作成します。

要求案が組合員に納得されれば交渉の場へと持っていくことができます。

しかしながら、交渉の場に持っていったところで、会社が要求内容を必ず飲むわけではありません。

幾度の関門を突破することで会社を変え、働きやすい職場へと変えることができます。

山崎たくわん
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たまに要求に対して、会社から「継続協議」という回答を得ることがありますが、こちらから催促しないと協議しないこともあるので注意が必要です。

定期大会

会社で決算報告があるように、労働組合においても年に1度、活動の報告や活動の方針を伝える定期大会があります。

方針に対して可決が取れれば、1時間程度で定期大会を終えることができますが、否決が多かったり質疑が多いとそれ以上に時間がかかることもあります。

 

山崎たくわん
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方針を決めるためには過去の振り返りをすることが必要なので、執行委員会という場を設けて話し合うこともあります。

レクリエーションの企画、実施

組合員の親睦を目的としてレクリエーションを企画し、実施します。

レクリエーションは、組合員の家族も含めて参加することのできる家族慰安会や年齢の若い層が集って交流を深めることのできる青年協議会といくつか種類があります。

レクリエーションの企画は、執行委員が指揮をとり、組合員数名を混じえて企画を立てます。

 

山崎たくわん
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できるだけ多くの組合員が繋がりを持てるよう、企画から組合員を巻き込みます。

 

 

渉外活動

会社と同じグループ内の労働組合や他社の労働組合、加入している場合には上部団体と渉外活動をすることがあります。

渉外活動は執行委員全員ではなく、主に執行委員長が担うことがほとんどです。

 

渉外活動を通じて、労働組合の活動において困っていることや取り組んでいることを意見交換し、組合活動の改善に役立てています。

 

山崎たくわん
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飲食を共にしながら意見交換することも多々あります。

 

話し合いが多い、それが組合活動

どの活動も総じて、話し合う時間が多いです。

また、就業時間外で組合活動をしなければいけない労働組合は少なくありません。

本業で疲れている上に、頭を使って意見を出すことを強いられるので、どの会議も時間がかかりがちです。

 

会社の働き方、職場環境をより良くするための活動が組合活動なのに、会社に飲んでもらえるかも分からない要求案を22時まで話し合って考えたり、組合活動の実態はブラック企業とあまり変わらないのではと個人的に感じています。

 

薄々と執行委員の活動を理解している人は、自分に執行委員が回ってこないようにと、会社を変えたいという意見持っていても、口には出さない人が多いのも事実です。

 

今後の労働組合は、ワークライフバランスも重視して、自分の時間をしっかりと確保するくらいの配慮が必要だと思います。

 

山崎たくわん
山崎たくわん

執行部は長く担えば担うほど、執行部の考え方が凝り固まってしまいます。執行部になった人はいつ辞めても次の人がスムーズに活動できるように、充実したマニュアルを用意するなど配慮すべきでしょう。

 

おわり!

 

 

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