意識が高いと思われる行動を辞めてみた

ライフスタイル

皆さんは、現状を変えたい時、どんな行動をとりますか?

 

私は仕事、恋愛、体調・・・全てがうまくいかないと感じた時に問題が解決できるよう、個人的に意識が高いと思われる行動をとってきました。

 

幸いにも行動に移して後悔はしていません。

 

ですが、現状を変えないといけない義務を感じて問題解決することに注力するよりも、心の底から楽しく思えることに集中した方が、もっと充実した時間を過ごせたのではないかと感じています。

 

悩む男性
悩む完璧主義

それだと根本的な解決に繋がらないのでは?

分かります。

私も問題が生じると、原因を洗い出そうとしてしまいます。

「目の前にいる敵が強ければ強いほど、ワクワクする♪」というのも束の間、問題が大きければ大きいほど時間はかかるし、ストレスも感じるし、解決策はそう簡単に見つかりません。

好転しない状況に、どんどん余裕がなくなっていきます。

 

ということで、思い切って

意識が高いと思われる行動を辞めてみました!

 

今回は、意識が高いと思われる行動をランキング形式で紹介し、その後についても触れていきます。

意識が高いと思われる行動 BEST5

個人的に意識が高いと思われる行動BEST5を紹介いたします。

第5位 心理学の本を読む

職場で働いたり、学校に行ったり、集団生活を送る上で人間関係の悩みはつきものです。

そんな悩みから解放されるために、心理学の本を読みふけていました。

自我が強すぎる人、理屈っぽい人など・・・

苦手な人を受け入れるためには、どうしたら良いのか・・・。

 

なぜ、苦手な人と認識してしまうのでしょうか。

心理学者のユングが唱えた「シャドウ」によると、

他人に対して嫌いな気持ちを抱くのは、
自分の中にある抑えている影の自分を見て嫌な気持ちになっているから。

とのこと。

 

私が苦手とする人とは、自分自身がなりたい人間像ではあるものの、無意識に抑えているから嫌悪感を抱くのだそうです。

 

苦手な人から好きな人に変換するには、自分自身がなりたい人間像になっていないことを認めることで解決するのだと信じ、1年間取り組み続けました。

 

ですが、この努力ともおさらばです!!!

第4位 哲学をする

人間関係で悩むのは昔も今も共通しています。

自分にとっての正解を信じて、人々は行動し、時に衝突します。

 

人の数だけ正解があるのであれば、哲学を通じて多くの正解を導き出すことで、人々の価値観を許容できるのではないだろうか。

 

そんな思いから、哲学の本を読み始めました。

ところが、気づけば「生きているとは何か?」「死ぬとは何か?」

答えが到底見つからない領域について、考えてしまいました

考えすぎて疲れてきたところでフリードリヒ・ニーチェのある言葉に出会いました。

 

疲れたと感じたら、考えない、思わない

引用元:フリードリヒ・ニーチェ (著),白取 春彦 (編訳)(2010)『超訳ニーチェの言葉』ディスカヴァー・トゥエンティワン

 

よし!考えることを止めてみよう!

第3位 問題の分析をする

これは特に友人や恋人と喧嘩をした時に、事の原因を分析し、問題解決を目指しました。

具体的には、

①発生した問題を時系列に沿って整理する
②自分がショックだと感じたことを書き出す。
③なせショックだと感じたのかを洗い出す。
④相手がとった行動の真意は何かを冷静に考える。
⑤相手に同様のショックを与えない、与えられない為に今後はどう動くのか行動宣言をする。
以上、5つのSTEPを行いました。
書き出してみると自然と冷静さを保つことができますが、ショックが大きければ大きいほど、問題の分析に時間を有するものでした。
また、情報を整理して分析をしたとしても、次にとる行動が必ずしも成功するとは言い切れません。
考え込んでしまう前に、止める癖をつけてみよう!

第2位 問題解決のために勉強をする

「こんなことも分からないのか!」と言われると、反射的に恥ずかしくていたたまれない気持ちになるのです。

素直な私は、ちょっとでも理解力を上げるために、勉強に打ち込みました。

 

例えば、簿記3級。

この資格勉強は、管理者からのとある一言によって取得しようと決心しました。

熱い男性
管理者

収支状況もろくに分からない奴等(執行委員)が労使協議に出るな!

私からしたら「収支状況を分かりやすく説明できない管理者にも一理あるのでは?」と思うのですが、それはさておき、この一言によって半年かけて簿記3級の勉強をしました。

試験の結果は、合格

お金の流れについて知識を得た他、「これで管理者と対等に話すことができる」という自信がつきました。

 

ただ、合格後、労務担当者が変わってしまい、手に入れた力は未だ発揮する場がありません。

決して後悔はしていませんが、もっと賢く、手軽に対処するなら、できる人に分かるまで聞いたほうが半年もかからなかったのではないでしょうか・・・。

第1位 自分を変えるための自己分析

自己実現を達成するためには、己を知ることから始まる。

そんなことを夢見て著者:前田裕二氏の「メモの魔力」自己分析1000問ノックに挑戦していました。

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私の場合、1問を回答するのに30分〜1時間近くかかります。

それを1000問解くとなると、トータル1000時間かかる計算になります。

実際に自己分析していた時のツイートです↓

ノートの左側に事実を書き出し、右側は事実を抽象化して、最終的に転用と言い、自分の考えをまとめたり、どんな行動を取るべきか書き出しました。

ノートの隙間は、本質追及のため、あえて埋めるよう努力しました。

いつしか書き出していくことが目標になっていましたが、このメモの魔力は、分析したことを活用しないと、いつまで経っても魔力が発揮されません。

 

この挑戦は、2020年10月15日に58問目を最後に止めることにしました。

意識高い系の行動を止めてみた その後

問題解決をするためにコツコツと取り組んできた私ですが、気がつけば自己研鑽、自己啓発することが目的になりつつあることに気づきました。

自己啓発は自分を変えたくて行うもので、やったときは充実感溢れるのですが、結果的に前の自分と比べて何か行動できたかを振り返ると、何も変わっていないことに気付かされるのでした。

 

闇雲に自己分析をして時間をかけるより、とにかく行動してみる。これに尽きると思います。

あれこれ振り返って自分を破壊しては、元も子もありません。

 

忙しくて中々時間の捻出ができないと思っていても、意識が高いと思われる行動を止めることで、その分、時間を作ることができます。

 

今日も時間を作って思いっきり、好きなことをやります!

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