こんにちは!山崎たくわんです。
突然ですが、みなさんはトイレに入るときは一人で入るのが普通ですよね?一人で入れていますか?
私は一人で入れていません。1年半、家のトイレに入るときは、娘と一緒に入っています。
娘が生まれてから約2年。
気づけば我が家からプライベートという概念が消え去りました。
キッチンに行けばついてきます。
洗面所に行けばついてきます。
そしてもちろん、トイレにもついてきます。
正直、一人でトイレに入ってゆっくりと一息つきたいものです。
ですが、娘によるトイレ尾行。
「娘にとっては意味があることなのかもしれない」と思う出来事がありました。
2歳児がトイレについてくるのはなぜ?
娘はとにかく私のことが好きです。気になって仕方ないのかもしれません。
家の中を移動するだけで、どこへでも後ろを追いかけてきます。もちろん、トイレも例外ではありません。
トイレも例外ではありません。
ドアを閉めようとすると全力で阻止され、泣きながら「開けて!」と訴えられるので、最近はもう諦めてドアを開けたまま入っています。
その執念深さは、まるでホラーゲーム『青鬼』のようです。
青鬼も娘くらい可愛ければ、ほんわか幸せなゲームになるのにな、なんてどうでもいいことを考えてしまいます。
最初は単なる後追いだと思っていました。
ですが、今思うと、娘はただ一緒にいたかっただけではなく、親の行動を観察していたのかもしれません。
2歳児って、本当に親のことをよく見ていますよね。
その高い観察力を感じる場面が、トイレの中で何度もありました。
トイレットペーパーをちぎって親に渡してくれる2歳児
トイレに入ると、娘はまずトイレットペーパーをガラガラと引き出し、ちぎってくれます。
そして、ものすごく得意げな顔で私に渡してくれるのです。
その親切心は本当にありがたい。
ありがたいのですが……2歳児に「適量」という概念はまだありません。
毎回、なかなかに豪快な長さのペーパーをプレゼントしてくれます。
さらに面白いのが、服の上から自分のお股を拭くような仕草もします。
きっと、私の行動をじっと見て真似をしているのでしょう。
2歳児の観察眼、本当に侮れません。
用を足し終える前に水を流してくれる切ない親切心
娘は、トイレの水を「流す」のも大好きです。
私が用を足し終える前に、娘が「ジャーする?」と聞いてくるのですが、2歳にして「建前」という概念を知っているのでしょうか。
親の返答を聞くこともなく洗浄レバーへ向かい、ガチャン!と勢いよく流すのです。
手伝ってくれて、ありがとう。
でもね、まだ終わる前に流さないで…!
この「行きすぎた気遣いが、もはや気遣いではなくなっている」という事実については、トイレだけに水に流しておくからね…。
まさに、親切と妨害は紙一重です。
最大の敵はウォシュレット
そして、我が家のトイレにおける最大の脅威、それが「ウォシュレット」です。
娘は時々、ニヤリと悪い顔をしながら操作ボタンへと手を伸ばします。
この時点で、私の脳内には嫌な予感しかありません。
そして次の瞬間。無慈悲にボタンが押され、ノズルから水が発射されます。
娘の表情を見るに、ただボタンを押したいだけではなく、完全に大人の反応を弄んでいます。
こちらは当たり前のように、平和に用を足したいだけなのに、気づけば個室の中で壮絶な防衛戦が始まっているのです。
憩いであるはずのトイレ空間は、戦場と化し約1年半続いています。絶望的です。
この終わらない戦いの結果、私は家でゆっくりと大便する気力を完全に失いました。
娘には申し訳ないですが、会社や外出先のトイレの方が、よっぽど心が落ち着きます。
我が家なのに、なんとも切ない話です。
トイレ尾行は迷惑だけど、トイトレに意外な効果があった
憩いの場であるトイレを戦場に変えてしまうお転婆娘ですが、先日、少し驚く出来事がありました。
娘はうんちをする時、部屋の机などにつかまりながら、静かに用を足しています。
最近、いつもの「うんちポーズ」をしていたので、ダメ元で「うんちしたいの?トイレ行く?」と聞いてみました。
すると、「トイレ行く!うんちする!」という力強い返事が返ってきたのです。
急いでトイレに誘導して補助便座に座らせてみたものの、残念ながらその時は何も出ませんでした。
しかし、驚いたのはその後の行動です。
娘はトイレットペーパーをちぎり、それを便座の中に入れ、仕上げに洗浄レバーを引くという一連の動作を淀みなく完璧に行いました。
もしかしたら、「この子、人生2周目なのかも?」と疑ってしまうくらいに完璧でした。
トイトレとしては、まだ「成功」とは言えません。
それでも、
娘がトイレという空間を全く怖がらなかったこと。
当たり前のように補助便座に座ったこと。
そして、トイレとは「用を足す場所である」ということをすでに認識していたことには、驚きを隠せませんでした。
↑実際に使った補助便座です。イラストのムーミンにも興味を示し、喜んでいました。
トイレを怖がらなかった理由を考えてみた
子どもの中には、トイレという空間を怖がったり、補助便座に座るのが怖いという子も多いと聞きます。
それなのに、なぜ娘はごく自然に補助便座へ座ることができたのか。
不思議に思って理由を考えてみたのですが、思い当たることが一つだけありました。
毎日、私のトイレに尾行してきていたことです。
娘はこの約1年半、毎日、私のトイレへ尾行していました。
トイレットペーパーを豪快に引き出しては渡し、こちらの返事も待たずにレバーで水を流し、悪い顔をしながらウォシュレットを発射し……。
娘はトイレで一見遊んでいたように見えて、「トイレとは何をする場所なのか」をずっと考えていたのかも知れません。
親から言葉で説明されるよりも前に、日々のストーカー行為を通して、自分なりにトイレという空間の存在意義について学んでいたのかもしれません。
もちろん、だからといってトイトレが一気に進むわけではありません。
ですが、トイレへの恐怖心や抵抗感をなくすという意味では、あの毎日の激闘は、娘にとってこれ以上ない「最高の予習」になっていたのだなと思いました。
まとめ ゆっくり用は足せないけれど娘のためになっているならOK
トイレについてくる娘に、今でもうんざりすることはあります。
特に不意打ちのウォシュレット攻撃に関しては、一刻も早く卒業していただきたいです。
それでも、ただの迷惑行為だと思っていた「親のトイレ尾行」が、まさかトイトレの第一歩に繋がっていたのかもしれないと思うと、ほんの少しだけ見方が変わりました。
これから先、親である私が「一人でトイレに入れる日」が先に来るのか。
それとも「トイトレが完了する日」が先に来るのか。
今のところ、我が家は圧倒的に後者な気がしています。
オムツが外れたとしても、私のトイレには一緒についてくるという、それはそれで複雑な未来が見えます。
私と同じように、毎日、トイレについてこられているママやパパへ。
今はプライベートゼロで本当に大変ですが、子どもたちのあの熱心な「見学期間」も、意外と無駄ではないのかもしれません。
この記事が、誰かの参考になれば幸いです。


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