こんにちは!山崎たくわんです。
我が家に茶トラの猫「矢太郎くん」を迎え入れてから1年が経ちました。
1年前の矢太郎くんは、片手で抱っこできてしまうくらい小さな子猫だったのですが、1年で3倍くらいの大きさに成長しました。
かなり大人びてきていますが、外面とは裏腹に精神年齢は1年前と比べてあまり変わらないような気がします。
物を落としたり、ソファで爪研ぎをしたり、おもちゃを1週間も保たずに破壊したりとやりたい放題です。
電源コードを噛んで断線させることも日常茶飯事です。
人間にとって不都合な出来事を起こされると、夫は決まってギャグをかまします。
矢太郎くん、自分が可愛いからって何でも許されると思ってるでしょう?
猫に怒るのか・・・???
その通りだよ!可愛いから許すに決まってるじゃん!
なんという猫バカ・・・!!!
猫を飼い始めるまでは、動物を飼うことに興味がなかった夫も、今となってはベタ惚れです。
夫と一緒に暮らし始めて1年10ヶ月。
矢太郎くんと一緒に暮らし始めて1年。
矢太郎くんのいる生活といない生活とでは、天と地と言ってもいいくらいに変化がありました。
夫と2人暮らしをしていた頃。
親、妹以外の他人と暮らすのは初めてのことだったので、心細くなってしまったのか、環境の変化についていけず突然泣いてしまうことがありました。
他にも、家事の分担や夫に求める家事のクオリティ、互いの時間の使い方について衝突することが多々ありました。
私は、2人で外出してデートをしたいと言う気持ちが強かったのですが、当時の夫は時間さえあれば副業をしていたので、邪魔をしては悪いと思い我慢していました。
ただ、それがこれから先も続くのかと思うと、一緒に暮らしているはずなのに家をシェアしているだけではないのかと寂しくなり、くよくよすることもありました。
今思えば、私は夫にゾッコンしていて、暇さえあればつい夫のことを考えてしまっていたのかもしれません。
ですが、当時の私にとって、先の見えない将来に対して不安ばかりが募っていきました。
そんな情緒不安的なときに生後3ヶ月ほどの矢太郎くんを迎え入れることになりました。
矢太郎くんは想像以上に可愛く、愛嬌があり、私たちを魅了しました。
そんな可愛らしい矢太郎くんと少しでもコミュニケーションを図りたくて、話すときに語尾に「にゃ」をつけてみました。
この語尾に「にゃ」をつけて話すことは、やがて、矢太郎くんのみならず、夫婦で会話するときにも使ってしまうくらいに浸透していきました。
今日は美味しいご飯が作れたにゃ!
とか、
鍋洗い忘れてるにゃんよ〜
とか。
語尾に「にゃ」をつけるのは側からしたら可笑しいと思いますが、これが意外にも夫婦の仲を深めてくれました。
夫に対しての不満が少なくなり、お互いに不満を持った時には溜め込まず、すぐにその場で言い合えるような関係になっていきました。
時に、夫に直して欲しいところを直接言うと棘がありますが、第3者である矢太郎くんを介して言うと客観的に夫に伝えられるので、前より言いたいことが発言できていると思います。夫も然りです。
矢太郎くん、たくわんが俺に副業し過ぎだって注意してきたことがあったのに、そんなたくわんはずっと副業してるにゃんよ〜。矢太郎くんも相手にされなくて寂しいにゃんね?
こんな風に言われると、夫と矢太郎くんに悪いことしたなと切実に思います。
矢太郎くんは、私たちがたまに吐く愚痴に対してどのように捉えているのか分かりませんが、矢太郎くんのおかげで夫婦仲が深まったことは間違い無いですにゃ。
家に来てくれて、一緒に暮らしてくれてありがとにゃんね、矢太郎くん!
おわり
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